4月6日未明、北海道岩内町のスナックなどが入るビルで20代の男性2人を棒のようなもので殴り、けがをさせたとして62歳の暴力団員の男が逮捕されました。 傷害の疑いで逮捕されたのは、岩内町に住む6代目山口組5代目誠友会の構成員の無職、松下孝容疑者(62)です。 松下容疑者は、6日午前0時ごろ、岩内町のスナックなどが入るビルの通路で、20代の男性2人に対し棒のようなもので殴り、けがをさせた疑いが持たれています。 警察によりますと男性2人は、頭や背中を負傷しましたが、程度は軽いということです。 事件があったその日のうちに、被害者の関係者から警察に通報があり、警察は裏づけ捜査を進め、24日午前松下容疑者を逮捕しました。 警察は、松下容疑者と被害を受けた男性2人が面識があったかどうか明らかにしていません。 また松下容疑者が容疑を認めているかどうかについても、差し控えるとしています。 警察は、事件当時の状況を詳しく調べています。