横浜市青葉区の住宅で男性が殺害され現金などが奪われた強盗殺人事件で、逮捕された実行役の男が事件前、他の実行役2人を青葉区内の駅やその周辺でそれぞれ車に乗せていたことが新たに分かりました。 この事件は今月16日、横浜市青葉区の住宅で、この家に住む後藤寛治さんが口や手足を粘着テープで縛られた状態で遺体で発見され、室内から現金およそ20万円などが奪われたものです。 神奈川県警は実行役は3人いるとみていてそのうち、千葉県に住む寳田真月容疑者を、19日強盗殺人の疑いで逮捕しています。 県警は寳田容疑者が所有する車をすでに押収していて、当時この車を運転していたことも分かっています。 その後の捜査関係者への取材で、事件前に実行役2人を横浜市青葉区内の駅やその周辺で、それぞれ車に乗せていたことが新たに分かりました。 また、寳田容疑者は指示役から「他の実行役との合流場所の指示を受けた」ことや、「通話しながら犯行の指示を受けた」といった趣旨の供述もしていて県警が指示役や他の実行役の特定を急いでます。