宮城県警によりますと、住所不定・無職の野並信秀容疑者(41)は2022年2月28日から3月3日までの間、「資産家の一族」などと身分を偽って婚約した40代の女性から「土地の利用関係で親族ともめている」「解決金が必要だ」「必ず返すから金を貸してくれ」などとうそを言い、現金1970万円を複数回に分けてだまし取った詐欺の疑いで逮捕されました。取り調べに対し野並容疑者は容疑を認めているということです。野並容疑者は、同じ女性から同様の手口で現金200万円と560万円をだまし取ったとして2度逮捕され、起訴されています。警察は、野並容疑者がこの女性から計1億4000万円以上をだまし取っていたとみて余罪を追及する方針です。