10月13日、徳島県鳴門市の国道で夫婦が乗った普通乗用車が電柱に衝突し、妻が死亡する事故がありました。 その後の調べで65歳の夫が無免許で運転していたことがわかり、警察は20日に「無免許過失運転致死」の疑いで夫を逮捕しました。 警察によりますと、夫の徳島市かちどき橋の無職の65歳の男は、10月13日午前5時40分ごろ、徳島県鳴門市北灘町の国道11号で普通乗用車を運転中に対向車線にはみ出し、道路脇の電柱に衝突する事故を起こしました。 この事故で、一緒に乗っていた66歳の妻が亡くなり、男も胸の骨を折るなどのけがをして入院していました。 捜査を進める中で、男が「無免許で運転していた」などと供述したことから、警察は20日に「無免許過失運転致死」の疑いで男を逮捕しました。 男は交通違反で、数年前に免許取り消し処分を受けていたということです。 亡くなった妻は、シートベルトをしていなかったとみられています。