3日午前8時50分ごろ、神戸市中央区北長狭通1のビル上階から、路上に消火器やバーベルの重りが相次いで落下した。通行人はおらず、けが人はなかった。 兵庫県警生田署は、ダンベルなどを投げつけて窓を破損させたとして、同区に住む会社員の男(26)を器物損壊容疑で現行犯逮捕した。男は「付き合っている彼女と別れ話になり、むしゃくしゃしてやった」と容疑を認めているという。 同署によると、男は一人で7階建て雑居ビルに侵入。5階で階段の踊り場に置いてあった重さ約5キロのバーベルの重りを、6階ではエレベーターホールにあった消火器を、窓に投げつけたという。いずれも窓を突き破り、ビルの前を通る市道に落下。異音を聞いた近くの男性が110番した。 男は当時、酒に酔っていたといい、同署が経緯を調べている。