川崎市に住む女性が2024年12月から行方不明になり、元交際相手の男の自宅から遺体で見つかった事件で、警察は男が事件に関与した疑いが強まったとして、死体遺棄の容疑で逮捕状を請求しました。 この事件は、川崎市川崎区に住む岡﨑彩咲陽さん（20）が2024年12月から行方不明になっていたものです。 警察は4月30日、岡﨑さんの元交際相手の男の自宅を捜索し、バッグに入った遺体を発見していましたが、この遺体が岡﨑さんであることが確認されました。 警察は5月3日午後1時半ごろ、羽田空港で渡航先のアメリカから帰国した元交際相手の男に任意同行を求め調べを進めていましたが、岡﨑さんの遺体を遺棄した疑いが強まったとして死体遺棄容疑で逮捕状を請求したということです。 岡﨑さんは行方不明になる直前、元交際相手の男からストーカー被害を受けていたことを警察に訴えていて、これを受け警察は男に対し複数回、口頭でストーカー行為を止めるよう注意していましたが、ストーカー規制法に基づく書面での警告は行っていませんでした。