警察によりますと、5日午前11時すぎ、神奈川県横須賀市で乗用車が路線バスなど少なくとも8台の車に次々と衝突し、11人がケガをしています。警察は、衝突事故を起こした車の運転手を酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕しています。 警察や消防によりますと、5日午前11時15分ごろ、京急線の横須賀中央駅近くの道路で、バスの運転手から「追突された。ぶつかったあとに車が逃げてほかにもぶつかっている」と110番通報がありました。 普通乗用車が京急バスの路線バスに衝突したあと、対向車線にはみだしながらタクシーや走行中の車に衝突して逃走したということです。 この事故で少なくとも8台が巻き込まれ、バスの乗客など11人がケガをしていますが、いずれも軽傷だということです。 警察は、衝突した車を運転していた30歳の男を酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕していて、捜査関係者によりますと、運転手からは基準値のおよそ3倍のアルコールが検出されたということです。 現場は、京急本線・横須賀中央駅から400メートルほど離れた片側1車線の県道沿いで、警察が詳しい状況を調べています。