【記者がみた法廷】なぜ犯罪に加担したのか?殺人・死体遺棄で起訴の男と共謀…殺害された男性の口座から現金引き出す 法廷でみせた涙の理由は〈新潟〉

去年12月、新潟・聖籠町にある空き家敷地内の土の中から、新潟市でひとり暮らしをしていた小杉英雄さん(当時78)の遺体が見つかった。 小杉さんの首をひも状のもので絞めて殺害し、金庫1台を盗んだ罪などで起訴されたのは、リフォーム業を営む小山大輔被告(33)。小山被告は去年10月に小杉さんの遺体を遺棄した罪。さらに別の男と共謀して口座から約345万円を不正に引き出し、他人名義の口座に送金した罪ですでに起訴されているが、この「別の男」の裁判が4月に始まった。 「小山という人間が怖かった」。法廷で涙を流した彼の声を通し、この事件の背景に迫っていく。

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