小学校は「虐待の兆候なし」と市教委に報告 体に複数のあざ 日常的虐待か 9歳女児傷害致死事件 小樽市

小樽市で9歳の娘に暴行し死亡させたとして母親が逮捕された事件で、娘が通う小学校が「虐待の兆候はなかった」と市教委に報告していたことが新たに分かりました。 逮捕された小樽市の40代前半の女は、今月17日から18日にかけて小学3年生の娘に自宅で暴行を加え、死亡させた疑いが持たれています。娘は夫の連れ子でした。 本間壮惟記者) 「亡くなった女の子は去年の冬ごろから不登校気味だったということです」。 小樽市によりますと、女は去年12月、娘について「学校でうまくいっていないようで登校できていない」と市に相談していました。 小樽市教委によりますと学校側は今年度、娘が不登校気味のため家庭訪問を複数回行いましたが、娘に会えていなかったということです。 娘は今月15日と16日は登校しましたが、17日は学校を休んでいました。こうした状況の中、学校側は女が逮捕された19日以降、「虐待の相談、兆候はなかった」と市教委に報告したということです。 娘の身体には複数のあざがあり警察は女が娘に日常的に暴行していた可能性も視野に捜査しています。

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