東大前駅切りつけ事件「東大を目指す教育熱心な親たちに度が過ぎると私のように犯罪を犯すと世間に示したかった」

東京メトロ南北線の東大前駅で大学生が包丁で切りつけられた事件で、逮捕された男が「東大を目指す教育熱心な親たちに度が過ぎると私のように犯罪を犯すと世間に示したかった」と供述していることが新たに分かりました。 警視庁によりますと戸田佳孝容疑者は7日、文京区の東京メトロ南北線東大前駅のホームで男子大学生の頭などを包丁で切りつけ、殺害しようとしたとして、9日朝、送検されました。 調べに対し戸田容疑者はこれまで黙秘していましたが、その後の捜査関係者への取材で一転して容疑を認め、「教育熱心な親のせいで不登校になり苦労した」「東大を目指す教育熱心な世間の親たちに度が過ぎると私のようにグレて、犯罪を犯すと世間に示したかった」などと供述していることが新たに分かりました。 また、男子大学生を襲った理由について、「たまたまこの男性が近くにいたので狙いました」と話しているということです。

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