神奈川・川崎市で20歳の女性の遺体を遺棄したとして元交際相手の男が逮捕された事件で、女性が行方不明になったあと、男がことし1月に自殺未遂をしていたことが新たにわかりました。警察には行方不明への関与を家族に疑われて逃げ場がない、という趣旨の話をしていたということです。 この事件は、去年12月から行方不明だった岡崎彩咲陽さんの遺体を自宅に遺棄したとして、元交際相手の白井秀征容疑者が逮捕されたものです。 岡崎さんが去年12月20日に行方不明になってから、白井容疑者は警察の任意の調べで岡崎さんの所在について「何も知らない」などと話していたことがわかっていますが、その後の捜査関係者への取材で、白井容疑者がことし1月上旬に、自宅で練炭を使って自殺未遂をしていたことが新たにわかりました。 白井容疑者はその後1月に行われた任意の調べに対し、自殺未遂をした理由について「家族に関与を疑われて逃げ場がない」という趣旨の話をしていたということです。 警察は、こうした白井容疑者の行動と事件の関連を慎重に調べています。