86歳の男が空き巣に入ろうとした疑いで逮捕。 出所間もない犯行のあきれた理由とは…。 8日、東京の武蔵野署で目撃されたのは眉間にしわを寄せ、今にも泣きだしそうな顔でうつむく男。 東京・大田区のアパートに侵入し、金品を盗もうとした疑いで逮捕された住所不定・無職の村田実容疑者(86)です。 20代のころから60年にわたり窃盗を繰り返しているとみられる村田容疑者。 常習的に窃盗を繰り返していた罪で3年ほど服役し、4月4日に出所したばかり。 何と、その翌日から窃盗を始めたと供述しています。 犯行を重ねた理由は何だったのでしょうか。 4月15日、村田容疑者はアパートの一室に侵入し部屋を物色。 しかし、寝ていた住人が侵入に気づき問いただすと、「刑務所から出てきて足が悪くて仕事がない」と答えた村田容疑者。 住人は一度、村田容疑者を見逃しますが、思い直し警察に通報。 事件が発覚します。 出所後すぐに犯行に及んだ理由について村田容疑者は「出所した日のうちに競馬で20万円使ってしまい、翌日から窃盗を始めた」と供述。 他にも東京・神奈川・埼玉で起きた窃盗など35件にも関与したとみられ、警視庁が捜査を進めています。