愛知県田原市の住宅で高齢の夫婦が死亡した事件で、逮捕された孫の男子高校生が「家にあった包丁で2人を刺した」という趣旨の供述をしていることがわかりました。 この事件は9日、田原市の住宅で70代の夫婦が血を流して死亡しているのが見つかり、孫の16歳の男子高校生が祖父に対する殺人の疑いで逮捕されたものです。 11日朝、送検された男子高校生は容疑を認め、祖母の殺害もほのめかしたうえで、捜査関係者によりますと「家にあった包丁で2人を刺した」という趣旨の供述をしていることが新たにわかりました。 凶器とみられる包丁は現場近くで見つかり、司法解剖の結果、夫婦の遺体には全身に刺し傷や切り傷があったということです。 警察が動機などを慎重に調べています。