息子を装い仙台市若林区の男性から現金310万などをだまし取ったとして横浜市に住む無職の男が再逮捕されました。 詐欺の疑いで再逮捕されたのは、横浜市に住む無職の19歳の男です。警察によりますと男は9月29日から30日までの間、何者かと共謀し、仙台市若林区の70代の男性に息子を装って「不倫をして相手を妊娠させてしまい、慰謝料を支払わなければならなくなった」などとうその電話をかけ現金310万円と菓子折りをだまし取った疑いがもたれています。 男性は市内の待ち合わせ場所で、銀行から引き落とした現金と菓子折りを、弁護士事務所のスタッフを装った男に渡しました。その後、男性は長男と連絡が取れて詐欺に気づき警察に被害を届け出ました。警察の調べに対し、男は「その通りです」などと容疑を認めているということです。 男は同様の手口で色麻町の70代の男性から現金をだまし取ろうとした詐欺未遂の疑いですでに現行犯逮捕されていて警察が余罪を調べるなかで今回の犯行が明らかになりました。 警察は、男が特殊詐欺グループの「受け子」とみて余罪についてさらに追及しています。