少女は、なぜ男についていったのでしょうか。 去年9月2日、10代の少女を誘い出し連れ去ったとして、36歳の無職の男がきょう逮捕されました。少女は9月下旬に遺体で発見されましたが、死亡したのは上旬とみられ、警察では男が何らかの事情を知っているとみて捜査を進めています。 未成年者誘拐の疑いで逮捕されたのは、福島市永井川の無職岸波弘樹(きしなみ・ひろき)容疑者36歳です。 警察によりますと岸波容疑者は、去年9月2日、両親に無断で10代の少女を連れ去って誘拐した疑いがもたれています。 警察では捜査に支障があるとして、岸波容疑者の認否を明らかにしていません。 少女は9月23日に、上山市内の民家が点在する山間部で遺体で発見されましたが、警察によりますと少女が死亡したのは9月の上旬とみられ、警察では、岸波容疑者が何らかの事情を知っているとみて捜査を進めています。 岸波容疑者と少女は去年6月から9月までの間SNSでやり取りをしていて、岸波容疑者は自分のもとに来るよう誘惑し、9月2日に山形市内で合流し、連れ去ったということです。 岸波容疑者は、未成年者誘拐や自殺ほう助などで福島県警に3回逮捕されていて、捜査の中で今回の事件にも関与している疑いが強まり逮捕されました。