「晴海フラッグ」賃貸で虚偽の契約書提出か 準暴力団実質トップ逮捕

「晴海フラッグ」に入居するのに虚偽の賃貸借契約書を提出したとして、警視庁暴力団対策課は14日、東京都中央区晴海5の無職、斎藤竜実(36)と妻明日香(27)の両容疑者を詐欺容疑で再逮捕したと発表した。 警視庁によると、斎藤容疑者は準暴力団「打越スペクターOBグループ」の実質的トップ。入居するため反社会的勢力の身分を隠そうとしたとみて調べる。 再逮捕容疑は2024年6月1日、夫婦ら家族が、中央区の東京五輪・パラリンピックの選手村を再開発したマンション群「晴海フラッグ」の一室に入居する際、他人の名前などを書いた虚偽の賃貸借契約書を管理会社に提出し、4年間の契約を締結させたとしている。警視庁は認否を明らかにしていない。 夫婦と共謀し、名義を貸したなどとして神奈川県横須賀市の職業不詳、安藤裕一容疑者(35)ら男性2人も逮捕された。 斎藤容疑者は悪質リフォーム業を実質的に経営していた詐欺の疑いなどで、これまで3回逮捕されている。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加