晴海フラッグを他人名義で契約か、準暴力団実質トップら男女4人逮捕

東京都中央区のマンション「HARUMI FLAG(晴海フラッグ)」の部屋を他人名義で借りたとして、警視庁は、無職斎藤竜実容疑者(36)=同区晴海5丁目=ら男女4人を詐欺容疑で逮捕し、14日に発表した。認否は明らかにしていない。捜査関係者によると、斎藤容疑者は準暴力団「打越スペクターOBグループ」の実質的トップ。 他に逮捕されたのは、妻の明日香(27)、不動産仲介会社社員白田広志(32)=港区=、職業不詳安藤裕一(35)=神奈川県横須賀市=の3容疑者。 暴力団対策課によると、4人は共謀して昨年6月、斎藤容疑者が晴海フラッグに賃貸で住む予定なのに、他人の氏名などを記載したうその書類を提出して4年間の契約を結んだ疑いがある。同課は、準暴力団実質的トップであることを隠す狙いがあったとみている。 同庁はこれまでに、不要なリフォーム工事をしたなどとして、斎藤容疑者を詐欺容疑などで3回逮捕していた。 晴海フラッグは、東京五輪の選手村跡地にできたマンション。(三井新)

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