他人の名義で、東京・中央区のマンション「晴海フラッグ」の一室を借りる契約を結んだとして、準暴力団「打越スペクター」の実質トップの男が再逮捕されました。これで4回目の逮捕です。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、準暴力団「打越スペクター」の実質的トップ・斎藤竜実容疑者(36)と、妻の明日香容疑者(27)、不動産仲介会社の社員・白田広志容疑者(32)、職業不詳の安藤裕一容疑者(35)の男女4人です。 4人は去年6月、中央区の晴海フラッグの一室を斎藤容疑者の家族が暮らす目的にもかかわらず、安藤容疑者の名義で4年間の賃貸契約を不正に結んだ疑いがもたれています。 警視庁によりますと、作成したうその書類などを不動産仲介会社社員の白田容疑者が受け取り、審査を通す手助けをしていたということです。 警視庁は4人の認否を明らかにしていません。 斎藤容疑者は、自身が実質的に経営していたリフォーム会社で必要のない工事契約を結んだとしてすでに逮捕されていて、これで4回目の逮捕です。