「町の名誉を傷つけた」古庄前町長が謝罪…長崎・佐々の談合でコメント発表

長崎県北松佐々町発注の公共工事を巡る官製談合事件で官製談合防止法違反(入札妨害)などの罪で逮捕、追起訴された前町長の古庄剛被告(78)が14日、「佐々町の名誉を傷つけてしまい深く反省している」などとするコメントを代理人弁護士を通じて発表した。 コメントは文書で発表。古庄被告は「多くの方々の信頼を裏切る結果を招き痛恨の極み。どのような言葉をもってしても償いきれるものではない」と謝罪。「司法の場での審理に誠実に向き合い、事実を明らかにすることはもとより、今後の人生をもって償いの道を歩む」とした。 古庄被告は町発注の2件の指名競争入札で業者と共謀。最低制限価格に近い金額を業者側に漏らして落札させたとして逮捕、追起訴され、4月25日付で町長を辞職した。事件の初公判は6月4日、長崎地裁で予定されている。

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