G大阪は15日、吹田市内で非公開練習を行った。17日に神戸戦(ノエスタ)を迎える中、MFウェルトンとMFネタラヴィがそろって戦列復帰する可能性が高まった。両者ともすでにフルメニューを消化。ダニエル・ポヤトス監督は「2人ともメディカルからは“大丈夫だ”と言われている」と明かした。 ウェルトンは年明けからの約4カ月間、戦線を離れていた。実戦からは長く遠ざかったが「苦しい時間だったが、できることにフォーカスしてパワーアップに努めてきた。それを活かしてサポーターの皆さんに幸せな気持ちを味わってもらえるように頑張りたい」と不敵な笑み。ルヴァン杯J2水戸戦を最後に戦列を離れていたネタラヴィも「コンディションは良い。あとは監督の判断になるよ」と出場への強い意欲を口にした。現在、本職ボランチ不在という苦しい台所事情で“王様”の帰還は朗報だ。 前節・広島戦では数的不利の影響もあって黒星。連勝は「3」でストップした。首位・鹿島とは勝ち点11差。2連覇中の王者との一戦は上位戦線に踏みとどまるために重要になるが、2人の優良助っ人が起爆剤になる。