東京・千代田区の不動産会社「レーサム」の創業者で元会長の男が、覚醒剤取締法違反などの疑いで逮捕された事件で、当時、ホテルで男と一緒に覚醒剤を所持していたなどとして、大学生の女が逮捕されたことがわかりました。 捜査関係者によりますと、逮捕されたのは、大学生の小西木菜容疑者(21)です。 小西容疑者は去年6月、千代田区大手町にある高級ホテルの一室で、千代田区の不動産会社「レーサム」創業者で元会長の田中剛容疑者(60)と共に、覚せい剤およそ0.208グラムとコカインおよそ0.859グラムを所持した疑いがもたれています。 田中容疑者は同じ日に、同じホテルの一室で奥本美穂容疑者(32)と共に覚醒剤とコカインを所持していたとして今月(5月)12日、逮捕されていました。 田中容疑者をめぐっては去年、小西容疑者との薬物に関するトラブルなどが一部で報道されていました。 去年8月、小西容疑者が田中容疑者との性的トラブルにより、PTSD=心的外傷後ストレス障害などになったとして不同意性交傷害容疑で告訴状を提出していて、警視庁が捜査を続けていました。