宅配業者が玄関前などに荷物を置いて届ける「置き配」の荷物を盗んだとして、53歳の男が逮捕されました。 窃盗の疑いで逮捕されたのは、東京・狛江市の無職・田中公文容疑者(53)です。 田中容疑者は今年3月、東京・狛江市に住む男性(30代)の一軒家の玄関前に「置き配」されたTシャツやズボンなどの荷物、およそ5700円相当を盗んだ疑いがもたれています。 警視庁によりますと、付近の防犯カメラには田中容疑者が自転車で周辺を物色し、荷物を盗んで、背負っていたリュックサックに入れている様子が写っていたということです。 田中容疑者は取り調べに対し、「身に覚えがありません」と容疑を否認しています。 この事件のあと、同じ日に狛江市内の別の住宅でも田中容疑者が「置き配」の荷物を盗む様子が防犯カメラで確認されていて、警視庁が余罪を調べています。