遺産目当てか…死亡した伯母の死亡診断書を改ざん 養子縁組を成立させようとした疑いで会社役員の男(56)を逮捕「死亡届出したが、改ざんしたのは自分ではない」 新潟

2020年8月、すでに死亡していた伯母との間に養子縁組を成立させようと考え、死亡診断書を改ざんした上、市役所に提出し、戸籍情報システムに事実と異なる記録をさせた疑いで、56歳の男が逮捕されました。 電磁的公正証書原本不実記録・同共用及び、有印私文書変造・同行使の疑いで逮捕されたのは、新潟市中央区西湊町通に住む飲食店経営の男(56)です。 男はすでに死亡していた伯母との間に養子縁組を成立させようと考え、2020年8月、伯母の死を隠して養子縁組届を市役所に提出。さらに、医師が作成した死亡診断書に記載された伯母の死亡日時を養子縁組届の受理後に死亡したように改ざんした上、その死亡診断書を死亡届とともに市役所に提出して虚偽の申し立てを行い、市役所の戸籍情報及び住民記録のシステムに事実と異なる記録をさせた疑いが持たれています。 事件は伯母の遺産整理の手続きを進めていた遺族の代理人弁護士から警察に告発があったことで発覚。 警察の調べに対し、男は「死亡届を出したのは自分だが、死亡診断書を改ざんしたのは自分ではない」と容疑を一部否認しているということです。 警察は男が犯行に及んだ経緯や動機を詳しく捜査しています。

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