「あなたには口座を売った容疑がかかっている」 ウソの電話で現金160万円をだまし取ったか ミャンマーの犯罪拠点で、特殊詐欺に加担していたとしてタイから強制送還された男2人を再逮捕

ミャンマーの犯罪拠点で、特殊詐欺に加担していたとして、タイから強制送還された男2人が、19日再逮捕されました。 詐欺の疑いで再逮捕されたのは、いずれも住居不定・無職の石川翔紀容疑者(32)と谷地智成容疑者(22)です。 警察によりますと、2人は、今年1月、ミャンマー国境地帯にある特殊詐欺グループの拠点から、愛知県警になりすまし、神奈川県に住む65歳の男性に電話をかけ、「あなたには口座を売った容疑がかかっている」などとウソを言って現金160万円をだまし取った疑いがもたれています。 2人は、闇バイトに応募し、ミャンマーに渡航後、今年2月に保護された愛知県に住む16歳の少年と同じ作業場で、特殊詐欺の「かけ子」をしていたとみられ、すでに逮捕・起訴されています。 2人は、報酬としてだまし取った額の、2~4%を受け取っていたとみられていますが、ノルマに達しない場合は、電気ショックなどの暴行を加えられていたということです。 警察は、2人の認否を明らかにしていませんが、現地では、石川容疑者らを含めた8人の日本人が特殊詐欺に関与していたということです。

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