関東周辺で山あいの一軒家が狙われた連続強盗事件で、長野県松本市と栃木県日光市の事件で逮捕・起訴されているベトナム国籍の男2人が群馬県の事件にも関わったとして、23日、再逮捕されました。1人は否認、1人は黙秘しているということです。 強盗と住居侵入の疑いで再逮捕されたのは、いずれもベトナム国籍で無職の群馬県藤岡市のホアン・フー・ホア容疑者(26)と、住所不定のマイ・ヴァン・シー容疑者(23)です。 2人は2024年5月7日午後10時ころ、群馬県安中市の山あいの住宅に侵入し、この家に1人で住む70歳の男性に対し刃物を突き付け、「騒ぐな、殺すぞ」などと脅迫し、粘着テープで男性の両目と口をふさぎ、手首を縛ったうえで現金8万2000円を盗んだ疑いがもたれています。 2人は、その前日に長野県松本市の住宅に侵入し、住民の男性をネクタイで縛り、殴るなどの暴行を加え、現金約13万円を奪った疑いで9月、逮捕され、その後、起訴されています。 警察の調べに対し、ホアン容疑者は否認、マイ容疑者は黙秘しているということです。 警察は福島県南会津町で起きた事件との関連についても、引く続き捜査しています。