トイレの使用を断られたことに腹を立てて暴力行為に及んだとして、兵庫県警宝塚署は19日、暴行の疑いで宝塚市の作業員の男(69)を現行犯逮捕した。 逮捕容疑は同日午後6時ごろ、同市内の雑居ビルで、ビル内に勤務する男性(51)の足を蹴り、顔を複数回殴るなどの暴行を加えた疑い。容疑を認めているという。 同署によると男は昨年、ビル内の共用トイレでふん尿をまき散らして倒れ、この男性に119番通報されていた。19日もトイレを使おうとし、発見した男性が使用を控えるよう呼びかけたところ、腹を立てて暴力を振るったという。 同署の調べに「おしっこがしたくてトイレに行こうとしたところ、止められて腹が立ったのです」と供述しているという。