今年2月に亡くなった韓国女優・キム・セロンさん(当時24歳)の遺族らが9日に記者会見を開き、対立中のキム・スヒョンに対して「故人に関する米在住の情報提供者が、キム・スヒョンの所属事務所または、代理人の指示で襲撃を受けた(殺人教唆)」と主張したが、これが虚偽であることが判明したと20日、現地メディアのマネートゥデイなどが報じた。 同メディアは、在ニューヨーク総領事館の言葉を引用し「最近、管轄区域でわが国民が、在外国民を相手に殺人未遂などの罪を犯し、逮捕されたという事実はない」と明かしたと伝えた。 続けて「領事関係に関するウィーン条約第36条に基づき、わが国民が逮捕または勾留された場合、現地の法執行機関は遅滞なく、当該国の領事館に通知する義務がある」「現在までに、現地法執行機関から、これに関する通報を受けていない」と説明したという。 そして、情報提供者が言及していた「米連邦捜査局(FBI)は、襲撃事件を捜査している」という内容に対しては「われわれ機関では、保有・管理していない情報だ」と一線を引いたとした。 現在もキム・スヒョンと故キム・セロンさんの遺族らは、互いに告訴しあうなど、泥沼状態が続いている。