他人になりすまし、TOEICの試験を受けようとしたとして、中国籍で京都大学・大学院生の王立坤容疑者(27)が逮捕・送検されました。 王容疑者はおととい、他の人と共謀し、TOEICの試験会場に侵入。他人になりすました受験票を使い、試験を受けようとした疑いがもたれています。 「別の名前で受験を繰り返している同じ顔の人がいる」 こうした情報提供を受け、警視庁が警戒にあたっていました。 王容疑者のマスクからは小型のマイクが見つかり、他の受験者に解答を伝える目的などがあったと見られます。 王容疑者は「報酬があると聞いたのでやった」と容疑を認めているということで、警視庁は組織的にカンニングが行われた可能性があるとみて調べています。