新東名で大型トラックなど3台絡む玉突き事故 伊勢原、男性1人が死亡

20日午後11時20分ごろ、神奈川県伊勢原市粟窪の新東名高速道路上り線で、大型トラックが停車中のキャリアカーに追突し、計3台が絡む玉突き事故が起きた。キャリアカーを運転していた会社員の男性(63)=京都市在住=が頭を強く打つなどして死亡し、その前方の大型トラックを運転していた男性(47)=東京都在住=は軽いけがを負った。 神奈川県警高速隊は同日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで、キャリアカーに追突した大型トラックを運転していた男(43)=愛知県刈谷市=を現行犯逮捕した。同隊は容疑を過失致死に切り替えて調べる。 同隊によると、現場は新東名高速道路から東名高速道路に合流する連絡路。大型トラックとキャリアカーが合流地点の手前で停車しているところに男の大型トラックが追突したとみられる。 軽傷を負った男性は「休憩のために(車両を)止めていた」などと話し、男は「前方で停車していることに気づいてはいたが、合流車線の後方車両に気を取られた」などと供述しているという。

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