孫興慜に「妊娠した」脅迫した一党、逮捕から8日で拘束送検

韓国サッカー国家代表の孫興慜(ソン・フンミン)選手(33、トッテナム・ホットスパー)の子どもを妊娠したと主張してお金を騙し取ろうとしたグループが22日、検察に拘束状態で起訴された。14日に警察に逮捕されてから8日ぶりだ。 ソウル江南(カンナム)警察署は恐喝容疑がもたれている20代女性ヤン被告と恐喝未遂容疑がもたれている40代男性ヨン被告をこの日ソウル中央地検に拘束送検した。 警察によると、ヤン被告は昨年6月「子どもを妊娠した」とし、孫興慜を脅迫して3億ウォン(約3100万円)を受け取った容疑がもたれている。 ヤン被告はソーシャルメディア(SNS)などを通して胎児の超音波写真を孫興慜側に送ったという。妊娠の事実を外部に知らせない代わりに孫興慜側から3億ウォンを受け取ったことが分かった。ヤン被告と交際することになってこのことを聞いたヨン被告は今年3月孫興慜側を脅迫して金品を騙し取ろうとした容疑がもたれている。ヨン被告は孫興慜の父親ソン・ウンジョン監督(63)がいる「SONサッカーアカデミー」にファックスで胎児超音波写真を伝送して7000万ウォンを要求したことが分かった。しかし孫興慜側がこれに対応せず未遂に終わった。 警察は7日、孫興慜側からの告訴状提出を受けて1週間ぶりとなる14日午後、裁判所から逮捕令状を発布されてヤン被告とヨン被告を逮捕した。2人の住居地を家宅捜索して関連の証拠を確保した警察は拘束令状を申請し、ソウル中央地方法院(地裁)は17日「証拠隠滅の恐れと逃亡の恐れがある」として拘束令状を発布した。

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