【詳報】「逮捕されなければ運転し続けていた」…1年3カ月無免許運転で通勤 32歳の男性教諭を懲戒免職 静岡県教委

静岡県教育委員会は21日、1年3カ月にわたって無免許運転をしていたとして、焼津中央高校の32歳の男性教諭を懲戒免職処分にしました。 県教委によりますと、教諭は人身事故や交通違反の累積で2023年6月に30日間の運転免許停止処分を受けたものの、その期間中に無免許運転で検挙されました。このため、9月に運転免許取り消し処分(欠格期間2年)を受けたものの、それまでの違反や処分について、上司に報告していませんでした。 そして11月ごろから車を運転して通勤するようになり、2025年1月に東名高速道路で通行帯違反で検挙され、無免許運転が発覚して逮捕されるまでの1年3カ月にわたって無免許運転を続けていました。教諭は道路交通法違反の罪で起訴され、静岡地方裁判所で5月、懲役5カ月、執行猶予3年の有罪判決を受けています。 教諭は「今回逮捕されなければ、無免許であることを隠して運転し続けていた。教育公務員としての自覚や責任感が欠けていた。深く反省しています」とコメントしています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加