公営掲示場に掲示された選挙運動用ポスターをはがし取ったとして、新潟県警西蒲署は10月23日、公選法違反(自由妨害)の疑いで新潟市西蒲区の無職の男(80)を現行犯逮捕した。今回の衆院選を巡り、新潟県内で逮捕者が出たのは初めて。 逮捕容疑は23日午前6時半過ぎ、新潟市西蒲区内にある公営掲示場に掲示された選挙運動用ポスター1枚をはがし、手で丸めて損壊した疑い。 新潟県警捜査2課によると、男は容疑を認めている。どの候補者のポスターだったかは明らかにしていない。衆院選公示後、ポスターが傷付けられるケースがあったことから、西蒲署が警戒していた。