今月1日、千葉県成田市の自宅アパートで、SNSで知り合った女性の携帯電話を盗んだとしてスリランカ国籍の男が再逮捕されました。女性はその日にアパート火災で亡くなり、男は放火したとして逮捕されていました。 窃盗の疑いで再逮捕されたのは、スリランカ国籍で、成田市本三里塚の無職、アベースリヤ・パタバディゲ・パトゥム・ウダヤンガ容疑者(31)です。 アベースリヤ容疑者は今月1日、自宅アパートでブラジル国籍の女性(30)の携帯電話1台を盗んだ疑いがもたれています。 警察によりますと、アベースリヤ容疑者と女性はSNSを通じて知り合い、何らかのトラブルがあったということです。 取り調べに対し、アベースリヤ容疑者は「わかりません」と容疑を否認しています。 アベースリヤ容疑者は、事件当日に室内が燃えはじめたことに気づいたものの火を消し止めずに立ち去ったとして、放火の疑いで逮捕されていました。 女性は、アベースリヤ容疑者の部屋から遺体として発見されました。死因は一酸化炭素中毒でした。 警察は放火殺人の疑いも視野に、事件の詳しいいきさつを調べています。