パパ活「頑張れないならいらない」 客の少女に稼がせた容疑、メンコン従業員を再逮捕

メンズコンセプトカフェ(メンコン)の客の少女に、店で使う金を稼がせるため「パパ活」をさせたとして、警視庁少年育成課は児童福祉法違反(児童に淫行させる行為)の疑いで、東京・池袋のメンコン「ふくろうらうんじ」従業員、「れい」こと工藤人和(とわ)容疑者(21)=風営法違反容疑などで逮捕=を再逮捕した。 調べに対し「高価なシャンパンを入れたいからお金を払ってほしいと言ったが、パパ活を自分がやらせたわけではない」と容疑を否認している。 再逮捕容疑は当時17歳の高校2年だった客の少女に「おじさんの相手をすればお金をもらえる」「体売って稼げるよ」などと言い、交流サイト(SNS)のアカウントを作成させて相手を募集させ、1月、男を相手にホテルでわいせつな行為をさせたとしている。 同課によると、工藤容疑者は少女に、警察に摘発されないよう実年齢を隠すことや、ホテルでは相手に先払いを徹底させることなどを指示。「案件100万円頑張ったら同棲しよう」などと言って予定を管理し、少女が体調を崩して限界を訴えると、「許せないんだけど」「俺のために頑張ってくれないならいらない」などと言っていたとみられる。 少女は「稼げないと見捨てられる」として60回ほどパパ活を行い、店で約100万円を使ったと話しているという。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加