フィフィ 外免切り替え審査厳格化方針に「これまでホテルの住所で行った外免切替も無効にしたら?」

エジプト出身のタレント、フィフィ(48)が26日までに自身のSNSを更新。外国で有効な運転免許を、審査を経て日本の免許に切り替える「外免切り替え」制度について言及した。 警察庁の楠芳伸長官は22日の記者会見で「制度により免許を取得した外国人による事故も発生している。改正案を取りまとめ、必要な手続きを進めていく」と発言。警察庁は21日の自民党会合で、住所確認や試験内容などを厳格化するとの方針を表明していた。 警察庁によると、外免切り替え件数は近年増加傾向で、2023年は6万10件。前年から約1万2000件増えた。試験場で交通ルールの知識確認と車を使った技能確認を受ける必要がある。知識確認は10問中7問以上の正答で合格し、通過率は約9割。国会などで「簡単すぎる」との指摘が出ており、警察庁は問題数の増加などを検討する。 観光などで一時的に滞在する外国人が、ホテルなどを住所として取得できる現状を問題視する意見も出ている。警察庁は制度改正により国籍を問わず住民票の写しの提出を原則とし、住民票を持たない観光客らは適用外とする方針。例外として、国外に転出している日本人などについては、住民票の写し以外の方法で住所を確認する。 同制度を利用した外国籍のドライバーによる事件も起きている。埼玉県警は同県三郷市で小学生4人に車で衝突してけがをさせて逃げたとして、18日に自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで中国籍の男を逮捕。三重県警は同県亀山市の新名神高速道路で逆走して衝突事故を起こし、逃走したとして19日、道交法違反(事故不申告)の疑いでペルー国籍の男を逮捕した。警察庁によると、いずれも日本に住民票がある。 フィフィは「外国人に甘すぎ!?交通ルールを問う試験はわずか10問&ホテルを住所に日本の免許取得も… 観光滞在者『外免切替』認めない方針、警察庁長官が表明」と題された記事を引用し「これまでホテルの住所で行った外免切替も無効にしたら?」とつづった。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加