不正に電子マネー送金処理か 福井市職員の男逮捕 知人女性のアカウントから約27万円 「身に覚えがない」容疑否認 電子計算機使用詐欺の疑い

知り合いの女性の電子マネーアカウントから自分のアカウントにおよそ27万円を送金させたとして、福井市の20代の職員が逮捕されました。 電子計算機使用詐欺の疑いで逮捕されたのは、福井市教育委員会事務局の職員で、福井市西河原町の藤田圭吾容疑者(25)です。 警察によりますと、藤田容疑者は去年11月20日未明、県内のいずれかの場所で、坂井市内に住む知り合いの20代女性名義の電子マネーアカウントを使って、自身のアカウントに26万8952万円相当の電子マネーを送金させた疑いがもたれています。 数日後、身に覚えのない送金に気づいた女性が警察に相談し、事件が発覚したもので、警察の調べに対し、藤田容疑者は「身に覚えがない」と容疑を否認しているということです。警察は送金方法などについて、藤田容疑者を厳しく追及しています。 なお、職員の逮捕を受けて、福井市は「極めて遺憾であり、市民の皆さまに深くお詫び申し上げます。今後、事実関係を細かく調査、確認した上で、厳正に対処してまいります」とコメントしています。

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