米ハワイ州ホノルルで、障がいのある女性が複数の10代の若者に暴行されるという事件が発生し、地域住民の怒りが爆発した。事件はバス停で起き、暴行の様子は動画に収められていた。犯人のうち14歳、16歳、18歳の少女3人と13歳の少年1人が逮捕されたが、18歳のジャスミン・ケオラ容疑者のみが勾留され、第三級暴行および器物損壊の容疑で出廷した。 英「ミラー」紙によると、事件の映像には、2人の少女が被害者にリュックを地面に投げ捨てるよう命じたあと、眼鏡を叩き落とし、倒れ込んだ被害者をさらに暴行する様子が映っていた。ケオラ容疑者は「バス内での口論がきっかけだった」と供述し、「本当はやりたくなかった。プレッシャーを感じてやってしまった」と涙ながらに語った。 彼女は高校の卒業式への参加を禁止され、被害者に対して「本当に申し訳ない」と謝罪の言葉を述べた。裁判所の外では、ケオラ容疑者の母親も「心から謝罪します」と語っている。