知人の電子マネー26万円超を不正送金か…福井市職員を逮捕 電子計算機使用詐欺疑い「身に覚えがない」と否認

福井県警坂井署は5月26日、電子計算機使用詐欺の疑いで福井県福井市職員の男(25)を21日に逮捕したと発表した。同署によると、「身に覚えがない」と容疑を否認している。 逮捕容疑は昨年11月20日未明、県内で、坂井市の20代知人女性名義の電子マネーアカウントから、自身名義のアカウントに電子マネー26万8952円相当を、女性の同意を得ず運営会社に送金処理させた疑い。 同署によると、計11回に分けて送金させたという。同11月22日、女性が「電子マネーの残高が減っている。知らないところに送金されているようだ」と同署に相談し被害が分かった。 福井市の高島弘和総務部長は「これまでも職員の綱紀粛正、服務規律の確保について厳しく指導してきたが、このような事態に至ったことは極めて遺憾で、市民の皆さまに深くおわび申し上げる。事実関係を細かく調査し、厳正に対処していく」とのコメントを出した。

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