トイレ清掃ボランティア30年、津波で自宅全壊しても「余計なことするな」言われても…「磨いているのは心」

宮城県多賀城市で30年間、ボランティアで公共施設や学校のトイレ清掃を続けている小畑貞雄さん(69)が、6月16日に香川県内各地で講演し、高松市内で実演もする。「トイレを磨いているのではなく、心を磨いている」。休むことなく続けてきた清掃は5000回。小畑さんが感じたことを香川でも伝えてほしいと、県内で同様の活動をする市民らが招いた。講演の聴講、トイレ清掃の参加・見学を5月末まで募っている。(黒川絵理)

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