神戸市垂水区で2月、住宅の敷地に侵入し窓ガラスを壊したとして、男2人が逮捕されました。2人は住人の出入りを確認する目的で、玄関にマーキング用の「置き石」を置く行為を繰り返していた可能性があるとみられます。 邸宅侵入などの疑いで逮捕された、いずれも無職の嶋谷直人容疑者(28)と中村啓太容疑者(28)は2月13日、垂水区内の住宅の敷地に侵入し、1階の窓ガラスを壊した疑いが持たれています。 警察によりますと、嶋谷容疑者らは空き巣目的で住宅に侵入したものの、警報装置が作動したため逃げたとみられます。 この住宅の扉の近くには不審な小石が落ちていて、住人の出入りを確認するために、事前に置かれた可能性があるということです。 警察の調べに対し、嶋谷容疑者は黙秘し、中村容疑者は「やっていない」と容疑を否認しているということです。 ことし1月末から玄関先に不審な置き石が見つかるケースが60件以上確認されていて、警察は、嶋谷容疑者らが関与している可能性もあるとみて、詳しく調べています。