警視庁調布署は、勤務先のスーパーマーケットのレジ端末を操作し、ポイントを不正に得たとして、電子計算機使用詐欺の疑いで、東京都調布市緑ケ丘、無職、河田晃佑容疑者(28)を逮捕した。「間違いありません」と容疑を認めている。 逮捕容疑は、昨年9月18~19日、当時勤務していた東京都調布市のスーパーマーケットで、3回にわたり、セルフレジ端末を操作して商品の価格を変更するなどして購入し、21万5千円相当のポイントを不正に受け取ったとしている。 署によると、河田容疑者は、1本あたり3千~4千円のカミソリの価格を、セルフレジ端末で1本1円になるように操作。商品を安価に大量購入し、購入点数に応じて付与されるポイントを不正に取得していたとみられる。レジで登録された商品の購入数と、実際の在庫数が一致しないことに店長が気づき、警察に相談して発覚した。 河田容疑者は令和2年4月からアルバイトとして同店に勤務していたが、昨年10月に解雇された。警察は、容疑者が同様の手口で、ほかにもポイントを不正取得していたとみて調べている。