息子などを装い、高齢者から現金をだまし取ったとして、指定暴力団6代目山口組系幹部の男が逮捕されました。 長野県諏訪市の指定暴力団6代目山口組系幹部、小根澤拓也容疑者（41）ら4人は、仲間と共謀の上、去年10月、都内に住む90代男性に対し医者や息子を装い、現金300万円をだまし取った疑いが持たれています。その際「のどに腫瘍ができて声がかすれている」「取引先から入金があるカードを忘れた」などと、うその電話をかけたということです。 警視庁によりますと、小根澤容疑者は受け子グループの統括役で、この犯行グループは去年10月だけで5人から約1000万円をだまし取ったということです。 警視庁は同様の手口による被害者は約80人、被害額はあわせて3億円に上るとみて、関連を調べています。（ANNニュース）