神奈川県警金沢署は３１日、暴行の疑いで、中国籍で住所不詳、自称大学生の男（２６）を現行犯逮捕した。 逮捕容疑は、同日午後３時５０分ごろ、金沢シーサイドライン金沢八景駅に停車中の車内で、２０代の男性駅員に液体を噴霧し、暴行を加えた、としている。 署によると、男は「よく分かりません」と供述、容疑を留保している。 署によると、車両が同駅を発車した直後に乗客が非常停止ボタンを押し、緊急停止。駆け付けた同駅の男性駅員に男がスプレーのような物で液体を噴霧したという。駅員がその場で取り押さえた。乗客や駅員にけがはなかった。男は車内にも液体を噴霧していたといい、署は液体について詳しく調べている。 この影響で、同線は約４時間２５分にわたり全線で運転を見合わせた。