松山市中心部のホテルで殺人事件 女性の死因は首を絞められたことによる窒息

愛媛県松山市中心部のホテルで、76歳の母親を殺害した疑いで息子が逮捕された事件で、母親の死因は首を絞められたことによる窒息死と分かりました。 この事件は、1日、松山市一番町のホテルの客室内で、山田妙子さん76歳が殺害されているのが見つかり、市内三番町に住む息子の山田潤一郎容疑者が殺人の疑いで逮捕されたものです。 山田容疑者は自らホテルの従業員に人を殺したという趣旨の話をしたため、事件が発覚しました。 警察によりますと、司法解剖の結果、妙子さんの死因は首を絞められたことによる窒息死と判明しました。 また、捜査関係者によりますと妙子さんには首を絞められた跡があり、山田容疑者が無理心中を図ろうとした可能性もあるということです。 山田容疑者と妙子さんは松山市内でアパレルショップを経営していて、複数の関係者によりますと、山田容疑者は今年1月脳出血で倒れて手術を受けその後は車椅子で生活していたということです。 近くで店を営む男性は先月、妙子さんとみられる女性が山田容疑者の車椅子を押してアパレルショップを訪れるのを目撃していて、「山田容疑者はほがらかな人で2人が言い争う様子は見たことがない」と話していました。 警察は事件のいきさつや動機などを調べています。

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