伊仙町保育士殺害事件 家裁送致の元少年(18) 観護措置を今月17日まで延長 鹿児島

2024年11月、鹿児島県の徳之島の伊仙町で、当時55歳の女性を殺害したとして鹿児島家庭裁判所に送致され、観護措置を受けていた18歳の元少年について、家裁は観護措置の期間を6月17日までに延長する決定をしました。 この事件は2024年11月、伊仙町佐弁の住宅に侵入し、この家に住む保育士・菊池房子さ(当時55)を刃物のようなもので刺し、殺害した疑いで、当時17歳だった元少年が逮捕されたものです。 元少年は鹿児島地検に送検された後、事件の責任能力などを調べるために鑑定留置され、地検は5月21日に鹿児島家庭裁判所に送致していました。 家裁はこの元少年について、少年鑑別所で日頃の行動や心身の状態などを調べる観護措置の決定をしていましたが、その期間を当初の6月3日までから6月17日まで延長したということです。 観護措置が終わった後、家裁は元少年を検察官に再び送致するかどうかを判断する見通しです。

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