衝撃のオンライン賭博スキャンダル、青森山田で選手権Vの檀崎容疑者が豪州で逮捕。実刑判決の可能性も

衝撃のニュースが舞い込んできた。現地時間6月1日、オーストラリアメディア『9News』が「ウェスタン・ユナイテッドの選手を含む2名がAリーグのサッカー賭博疑惑で起訴される」とスキャンダルを報じたのだ。その「ウェスタン・ユナイテッドの選手」がなんと、かつて青森山田高で高校選手権を2度制し、北海道コンサドーレ札幌やジェフユナイテッド千葉などでプレーした実績もある檀崎竜孔だったのである。 『9News』によれば、「檀崎は25年4月、5月に開催されたAリーグ4試合における賭博不正に関連する10の罪で起訴された。地元警察は同選手がオンライン賭博の結果を操作するために、試合中に意図的にレッドカードまたはイエローカードを受けていたと発表した」となっている。 ビクトリア州警察は5月30日に檀崎容疑者を逮捕。7月31日にメルボルン治安判事裁判所に出頭の予定だ。実刑判決の可能性もあり、今後の動向が注目される。 今回の一件を受け、ウェスタン・ユナイテッドはクラブ公式サイトで失意の声明を発表している。 「ウェスタン・ユナイテッドは週末にAリーグの選手1名がギャンブルに関連する違反行為で起訴された事実を知り、衝撃を受け、深く失望しています。当クラブはこの件を重大に受け止めており、クラブやサッカーの健全性を損なう行為を断固として非難します。また、関係当局と全面的に協力しています。本件の性質上、これ以上のコメントは差し控えさせていただきます」 ”選手1名”という表現にとどめ、実名は出していない。 構成●サッカーダイジェストWEB編集部

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加