大分市入札妨害事件 前市長の佐藤知事「違法行為は聞いたことがなかった。目配りが足りなかったのは反省すべき点」

元大分市議らが逮捕された入札妨害事件について、前の市長の佐藤知事は「違法行為は聞いたことがなかった」と述べ、目配りが足りなかったという点では反省すべき点があるとの認識を示しました。 大分市発注の除草業務をめぐり元大分市議の山本卓矢容疑者ら3人が逮捕された入札妨害事件について、佐藤知事は3日、市長の在任期間中にも違法行為は聞いたことはなかったと言及しました。 (佐藤知事)「私が市長時代も知事になってからも違法なことをしているというのは聞いたことがない。本件も30年40年続いているという話も報道されているので、県警本部長にはしっかり捜査してくださいという要請はしています」 その上で、事実であれば目配りが足りなかったという点では反省すべき点があると話しました。 一方、今回の事件で逮捕された造園業者側から自身の後援会に2023年、15万円の寄付があったことについては適切に処理していると説明しました。 (佐藤知事音)「地元のわさだの方なので今もそうですが、後援会に寄付はいただいている。ただ適正に処理されているのでそれと本件とは無関係だと認識している」 警察は引き続き事件の経緯とともに、大分市の職員について地方公務員法違反の疑いがあるとみて捜査しています。

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