大麻を使用したとして鹿屋市の男(28)が逮捕されました。2024年に大麻に関する法律が改正されて以降、大麻を使用した疑いでの逮捕は県内では初めてです。 麻薬及び向精神薬取締法違反の疑いで逮捕されたのは、鹿屋市札元の会社員宮原司容疑者(28)です。 警察によりますと、宮原容疑者は5月国内で大麻を使用した疑いがもたれています。 5中旬、鹿屋警察署には大麻が入ったバッグが落し物として届けられていて宮原容疑者が「落し物がないですか」と署を訪ねてきたということです。 宮原容疑者が話すバッグの特徴が、大麻の入っていたものと一致したため、警察が宮原容疑者の尿を調べたところ、大麻を使用していたことがわかったということです。 宮原容疑者は調べに対し「大麻を使ったと思うが、どのように使ったか記憶にない」と容疑をおおむね認めているということです。 大麻については2024年12月に改正法が施行され、これまでの所持や譲渡などに加えて、使用罪が導入されています。改正以降、県内での大麻を使用した疑いでの逮捕は初めてです。 警察は大麻の入手ルートなどについて調べを進めています。