駅で女子高校生が盗撮被害を訴えたことから、駅員に知らせるなどし、犯人の迅速な逮捕につなげたしたとして、千葉市に住む専門学校生に6月4日、県警から感謝状が贈られました。 八千代警察署から感謝状が贈られたのは、千葉市に住む専門学校生の長谷川寧さん19歳です。 千葉県警によりますと長谷川さんは5月21日の夜、八千代市の京成勝田台駅改札内の上りエスカレーターに乗った際、女子高校生が慌てた様子で背後にいた男を気にしていたことから、「大丈夫ですか」などと声をかけました。 すると女子高校生が「撮られたかもしれません」などと訴えたことから、ホームにいた駅員に状況を説明し、男は駅員の通報で駆け付けた警察官らに任意同行され、盗撮の疑いで逮捕されました。 八千代警察署の山田幹司署長は「長谷川さんの声かけのおかげで被害者はほっとできたと思う。適切な対応のおかげで素早く検挙できた」と長谷川さんの勇気ある行動を称えました。 長谷川さんの将来の夢は、スポーツ選手のケアに当たるトレーナーになることで、勇気を出して声をかけた今回の経験を今後に生かしたいということです。 長谷川 寧さん 「躊躇なく声をかけられたので良かったなという自信にも繋がりました。選手とかに対して、あまりコーチとかに言えないような悩みを聞いたりして、緩和されるではないですけど相談相手になれたら良いなと思います」