強盗致傷で30年逃亡の61歳をフィリピン当局が拘束 強制送還へ

東京都大田区で1995年2月にあった強盗致傷事件に関与したとして、国際手配されていた職業不詳、相原久仁雄容疑者(61)がフィリピン・マニラで現地当局に身柄を拘束されたことが捜査関係者への取材で判明した。 拘束されたのは3日。相原容疑者は今後、日本に強制送還される見込み。警視庁は強盗致傷容疑で逮捕する方針で、事件の発生から30年間に及ぶ足取りなどを調べる。 捜査関係者によると、相原容疑者は95年2月10日、他の2人の実行役と共謀し、大田区蒲田5のマンションに入るゲーム喫茶に侵入し、男性店主にナイフを突きつけるなどして軽傷を負わせ、現金約70万円を奪った疑いが持たれている。 他の2人は事件直後に逮捕され、有罪判決を受けている。【菅健吾】

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